物販、教育、サービスなど、業種を問わず、利用規約という統一様式による共通約款を作成することで、多数の取引を統一的かつ画一的に処理し、加えて、利用者における契約締結という負担を軽減することも多く見受けられます。こうした利用規約のうち、例えば、クレジットカード、銀行取引約款、カルチャースクールといったサービス約款については、誰もが目にする機会も多いと思われます。
他方で、これから創業しようとする新規ビジネスや、既存のビジネスであっても、従来の枠組みを超えたサービス展開を意図する場合には、世の中に存在する様式を使用することが困難であることも珍しくありません。また、他社の模倣に留まる場合には、一見、適切な内容であるように見えても、各企業における特性に対応できておらず、いざという時に役に立たないことも珍しくありません。
当事務所は、多数の利用者を相手とする場合に、何に留意するべきか、どのような点に問題が生じるのか、リスクコントロールの方法といった要素を熟しており、こうした契約の約款化、統一フォーマット化という業務に長けており、数多くのビジネスに関する手続フロー、利用規約、取引約款の作成・改訂といった業務に携わっています。