会社支配に対して資本が果たす役割は非常に重要であり、上場・非上場の別を問わず、経営者は、常に株主構成を把握・意識して、長期的な目線における資本政策を策定する必要があります。資本政策が疎かにされる場合、将来的に、致命的な障害となったり、時には、株式公開(IPO)を断念せざるを得ない状況に陥ったりと、極めて重大な悪影響を生じる場合もあります。

資本政策と言っても非常に広い概念ではありますが、その前提となる株式の内容や保有状態、将来的な潜在株式の役割といったエクイティ面が重要であり、増資を行う場合やストックオプション制度を導入する場合など、資本政策を議論する場面は少なくありません。

当事務所は、ベンチャー企業から上場企業まで、あらゆる企業を依頼者としてサービスを提供しており、会社資本が有する意味や位置付け、また、それぞれの時期、状況、株主構成において果たす役割や問題点を熟知しており、長期的目線における資本政策の立案、株主構成や対策についての手腕に長けております。