新規進出あるいは既に進出済みの国・地域における事業強化などの様々な目的で、日本企業による中国やその他アジア企業の買収案件が近年著しく増加しております。
このようないわゆるクロスボーダーM&Aにおいては、対象企業のデューデリジェンスを行う必要があることは勿論、それに加えて対象国・地域の法令や行政上の規制を踏まえた買収スキームの検討を行う必要があります。
また、日本企業の買収であっても、現時点での売上規模や将来の成長可能性も含めて海外事業のウェートが相当程度高い企業も多くなっており、そのような企業の買収に際しては、現地子会社の状況を含めた海外事業の内容も重要な調査対象となります。
当事務所においては、日本国内外での数多くのM&A案件を手掛けた経験に加えて中国、香港その他アジア諸国に関する豊富な実務経験をベースに、現地法律事務所を含めた各種専門家との緊密な連携を保ちながら、対象国における各種規制の調査・対応、ストラクチャーの策定、海外法人のデューデリジェンス、契約書の作成まで、国境を越えたM&A案件についてもワンストップで対応することが可能です。